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(11)さじ加減は英語で何と言うか?

パチンコはギャンブルじゃない、クラブでは踊ってはいけない、セックスをしてる映像を売ってはいけない等々、日本にはクソ面倒な暗黙の了解が大量にあります。天下り先を作るためなのか、市民を別件逮捕する口実を作る為に必要なのか、本当の理由は何かはわかりませんが、これのせいで面倒な作業が諸々と増えている状態はとても非生産的だと思います。非生産的な作業を一生懸命やるのが日本文化なので不思議ではないと思えてしまうのが皮肉です。

捕まるかセーフか、これらの線引きは明確にされるべきだと自分は考えています。法は人間による恣意的な運用が出来ないように厳密で明確であるべきです。これは法治国家としての大原則ではないでしょうか?ギャンブルは幾ら賭けたら捕まるのか、クラブの運営はどこまでを客に許しても良いのか、どの流通経路に乗せればAVは安全なのか...御上の権利執行を一方的に許すのは独裁国家的な雰囲気を感じてしまいます。

特にギャンブルについては、IR法案関係の議論が本格的に始まっているようなので、そろそろ明確にしても良いのではないでしょうか?海外から誘致したプロギャンブラーに対して日本のギャンブル事情についてどうやって説明するのか、「すべて警察のさじ加減で決まる」と正確に外国語に翻訳する準備をしておく必要がありそうです。

2018/10/25