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(9)自分は最早マトモな労働が出来ない仮説

実は様々なアルバイトを細々としているのですが、今までキツいバイトをしてこなかったことに気がつきました。学部の頃は生活費家賃全て親からの仕送りがあったので、大体欲しいゲーム等が出て来たときに短期バイトをする感じの生活をしてました。短期バイトと言ってもアンケートを取るとか交通量調査をするとか、教材の英訳和訳をするとか所謂コスパのイイ労働をしてました。これらの短期バイトは基本的に知り合いからの紹介だった故、上からの要求が甘くストレスフリーで遊ぶ金を稼げていたという感じです。

特に、現在勤めている某飲食店の仕事及び大学での仕事の概要を話すと大体驚かれます。某飲食店バイトは前のバイトスタッフが辞めたことをきっかけに働き始めたのですが、想像の十倍くらい楽だったので自分ですら驚いてます。勤務中座って良い+PCを開いて個人的な作業をしていてもいいという最強コンボで賃金を得ています、ブラック企業勤めの友人はそれは最早労働ではないと言っていました。また、大学でのアルバイトは有能な上司、後輩に恵まれているため、自分の出来ることさえやればそれで良い+在宅で好きな時間に仕事に取り組めるという理想状態なので完全ストレスフリーです。両者とも大学院生活のストレス解消の場になってる説まであります。

しかし、この狭い世の中には上には上がいるようです。昨日、例の友人の現在の仕事場を見て来たのですが、自分の想像を超える閑職だったことに衝撃を受けました。座ってひたすらPCを弄るまたはひたすら本を読んでいるだけでお金が入って来る仕事を目の当たりにしてむしろ自分は激務に就いているのではと疑問が一瞬湧いたレベルです。友人は勉強することが大好きなので時間を有意義に使えているようです。

異常な重労働を強いられてる知り合いが何人かいる一方で日本的労働に反した働き方をしている我々、社会の不平等の象徴でしょう。我々は汗水流して死ぬ気で働く気はさらさらないので、是非とも政治家には世間の人々の方がもっと楽に豊かに働けるように格差を是正して頂きたいと願います。

2018/09/29