(15)労働組合は労働者の味方か、敵か
下流老人の藤田孝典とZOZOの田端信太郎がバトルする深夜番組が中々面白かったです。格差社会の実情を訴える藤田氏と経営の現実を訴える田端氏の討論はどちらにも与したい内容でした、両者とも感情的になっていたのが残念ではありましたが、今後もこういう凸凹タッグでの討論企画をAbemaTVに期待したいと思ってます。個人的にはブラック企業の今野晴貴とファストリテイリングの柳井正あたりの討論企画が実現されたら胸熱です。
対談の中で、田端氏が労働組合の闇をぶっ込んだ所に共感する部分がありました。田端氏曰く、「組合は組合費を当たり前のように天引きし、それを溜め込み1つの既得権益のようになっている。貴重な休みはデモ活動や謎の活動に駆り出される。若者から貴重な生活費を天引きする組合は本当に労働者の味方になっているだろうか」と。この意見に対して「今の労働組合は実情に即してない」と藤田氏も共感していました。
このような闇は労働組合だけに留まらないと感じます。例えば学生自治会は本来であれば学生の権利を守る為に活動すべき団体であるはずなのに、歴史的な経緯から過激派左翼の巣窟となってしまい学生の身分を利用した集団となって学生達の権利を脅かすという闇は各地の大学で見受けられます。果たして、我々の権利の受け皿となる組織はどこにあるのでしょうか、この短いブログの中では希望を見つけられずに筆を置くことになりました。
2018/11/28