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(2)大食い定跡から考えるサイゼリヤ2,000円チャレンジの難しさ

久々にランチタイムにサイゼに行ってサイゼリヤ2,000円チャレンジに挑戦してきました。サイゼリヤ2,000円チャレンジとはTogetterの記事にあるように、「胃袋に無理ない範囲(重要)で自分の好きなメニュー(重要)をサイゼリアで飲食し、一人当たりの会計を2,000円以上にするのを目指す競技」のことです。今回の挑戦では「ランチ(ドリア)+セットドリンクバー+真イカのパプリカソース+モッツァレラチーズのピザ+シュリンプ」で1,607円で終わりました。正直余裕でいけると思ってましたが、中々難しいです。

周知の事実かもしれませんが、僕は沢山食べることが中々好きな方です。二郎系ラーメン大盛りとかつけ麺1 kgとかオムライス大盛りとか余裕で食べきってしまいます。競技レベルから考えると全然甘い方ですが、一般的な感覚からしたら結構食べられる方です。

大食いが好きな自分がなぜチャレンジに失敗したのか、それは「大食い定跡」が使えなかったことにあります。「大食い定跡」とは自分が大盛りの食べ物に向かう時にいつも使っている定跡です。内容として「1.味が濃いものを先に食べる、2.一定のリズムで食べ続ける、3.水を最小限に抑える」というものです。詳しくは説明しませんが、二郎系ラーメンなどに立ち向かう時はこれを守らなければ地獄を見るでしょう。

サイゼリヤチャレンジではこの定跡が一切使えませんでした。まず、食事が始まりはサラダで、〆にピザやドリアが来ます。そして、サイゼと言えば広い座席でユルユルダラダラとくつろぎながら食べることになります。極めつけはあのドリンクバー、美味しいジュースを大量に飲みながら料理を食べる訳です。

勿論、定跡を使えばクリア出来たでしょう、しかしこれこそが”サイゼ”ではないでしょうか。食べるだけでなく、くつろぎながら携帯ゲームをしたり、作業をしたり、友人と歓談したり。本来の”サイゼ”に対して2,000円チャレンジをするからこそ、挑戦に価値があるのではないでしょうか。

今回の挑戦は失敗に終わりましたが、次回は友人と共にもう一度チャレンジに挑みたいと考えています。次回のチャレンジではワインを積極的に飲んでデザートまで辿り着く作戦を実行する予定です。

2018/08/07