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(22)先手と後手はどちらが有利なのか問題

あらゆる2人用ボードゲームにおいて、先手と後手のどちらが有利なのかというのは永遠の議題です。例えば○×ゲームは先手が圧倒的優勢、どうぶつしょうぎは後手が必勝出来るなど、ゲームによってはその命題が学術的な研究対象となっています。トレーディングカードの世界なんかは先手ワンターンキルなどという大技が存在してしまうが故に、先手後手を決めるジャンケンに命運が託されています、それってもうジャンケンでいいのでは。

最近「ロストシティ」と呼ばれる2人用カードゲームを友人と何度もプレイしたのですが、不思議と後手が有利ということがわかりました。このゲームは7並べのようにカードを置いていって得点を沢山稼いだ方が勝ちというゲームで(詳しいルールはこちら)、何度もプレイした結果、運が大きく絡む筈のゲームなのに後手が9-1で有利という状態になりました。先手の動きを見てから行動が出来るという点で一ターン目に多くの情報が得られるということでしょうか?自分はあまり納得していません。

将棋の世界では横歩取りが再び先手有利に傾いてます。青野流が横歩取りにおいて高い勝率を誇っている為、後手は戦型の選択で角換わりを選ぶという時代になっています。二年ほど前の横歩取り84飛車、85飛車戦法で後手がペースを握ってた時期が噓のようです。最近の王位戦は先手が全勝して豊島棋聖が2冠に躍進したことを鑑みると、将棋は極めると先手ゲーなのでしょうか。アマチュアには理解出来ないレベルの話ですが。

仮説ですが、選択に制限の多いゲームは後手が強い、選択の自由度が高いゲームは先手が強い。というような気がしてます。選択肢が広いと作戦のペースを握り易いが、選択肢が狭いと後手に上手い対応の権利を与えてしまうというイメージです。ゲーム理論などでこのあたりは詰められてる気がしますので勉強したいと思います。

さて、記事を書いてる途中に友人と再び「ロストシティ」をプレイしましたが、先手が10-0レベルの展開になりました。後手の対応に恐れることなくひたすら動き、山札を回すという戦術が強いということが判明しました。他カードゲームと同様、運が絡むゲームは先に動いた方が勝ちなのでしょうか、考えがまとまったらまたこの話を書きたいと思います。

2019/1/18